Title 佳泉境かせんきょう
Thunderbolt
Skit 春夏秋冬、一年における佳境とはいつか。
幼青壮老、一生における佳境とはいつだろうか。
それぞれに「今しかない」すなわち佳境がある。そう思えたらいい。
Size F25号(W652×H803mm)
Material 油彩、木パネル
Duration 2024/12 - 2025/03
Reflect 2024年6月、群馬県の尾瀬ヶ原を訪れたのですが
春の水芭蕉、初夏のカキツバタ、夏の睡蓮(ヒツジグサ)等の異なる季節の花を同時に見られたことから構想した作品です。
「佳泉境(かせんきょう)」とは「佳境(かきょう)」の間に「泉(せん)」を加えた造語なのですが、
上毛かるたの「仙境尾瀬沼花の原」の「仙境(せんきょう)」と交えて考案しました。
春の桜、初夏の花菖蒲、夏の睡蓮、秋の紅葉、秋から冬にかけての林檎の実り、そして山の冬景色
等々、それぞれの季節、それぞれの段階において、それぞれ見所(佳境)がある
故に、人生もそれぞれの段階に、それぞれの愉しみ(佳境)があるということを表現に込めました。
Note