Title | Chocolusionパッケージ |
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Size | W120×D48×H80.5mm |
Environment | Computer:MacBook MB404J/A Software:Adobe Illustrator CS |
Material | インクジェット紙、ラミネート(マットタイプ) |
Duration | 2010/11 - 2012/01 |
Reflect | 大学の卒業研究で作った作品です。 錯視というものがアート関連の書籍やウェブサイトで紹介されているくらいのものであり、生活に根付いていない(縦線を並べると細く見え横線を並べると太く見える、白は膨張して見え黒は収縮して見える、という錯視は衣服等に応用されていますが)という点に着目し、「錯視のデザインへの応用研究」というテーマを設け、錯視の持つ魅力を信じて、リデザインするという内容です。 Durationの通り制作期間は非常に短いですが、1年間、錯視をどう調理するかを考えながら日々を過ごし、ポスターやゲームなど、試作はかなりの数にのぼりました。 奔走し迷走し、電車やエレベーターの中などの目のやり場の困る場に一点に注目できるものを置くといったことや、単純に絵画(イラスト)にするといったことも考えました。 最終的に、その答えはパッケージデザインに応用するということに行き着きました。 錯視の概念は既に存在しているものを利用したわけですが(新しい概念を見つけ出すことができればそれに越したことはないですが)、その原理は自分で探りながら進める他なく、どのように生活に応用することができるのかを考え、如何にすればより強い効果を得られるか、制作に展開していくという工程は、まさに「研究」と言うに相応しいものであったと思います。 錯視に触れるきっかけ、「なんだろう」と思って手に取ってもらうために箱の形状も独特にしました。 そして購入して開封したら更なる感動を得られシリーズを集めたくなる、スイーツとしての役目終えても飾っておける、というコンセプトです。 書いていて熱くなってしまいましたが、デザインというのがそもそも生活の中にある、ありとあらゆる物であるということを前提に見ていただきたいです。 まだ書き足りないところが多々あるので、個別のページにもReflectを記します。 |
Note | 大学卒業制作作品(2011/02 卒業制作展出展) |