Title | 風が吹いた |
---|---|
Lyrics | 冷たい風が吹いた 北から風が吹いた もう冬が来るんだなぁ 今朝、霜が降りた 庭に霜が降りた 地面には霜柱 もう冬が来るんだなぁ かじかんだ手を握りしめて ポケットに入れてあたためる 陽のあたる 褐色の並木道を歩く 落ち葉を踏んで… 今、風が吹いた 乾いた音を立てて 枯れ葉を連れて行った もう冬が来るんだなぁ 夕べ、雪が降った 山のてっぺんに雪が降った すっかり冬景色 明日はもっと冷えそうだ… |
Material | 曲:ボーカル、アコースティックギター 画:上質紙、油性ボールペン、色鉛筆 |
Environment | Computer:MacBook Pro MGX82J/A Software:(楽曲編集)Apple GarageBand 10.0.2、(画像編集)Adobe Photoshop Elements 6、(映像編集)Adobe Premiere Pro CS5 |
Duration | 2016/09 - 2016/11 |
Reflect | 睡眠中に夢の中で浮かんだメロディを曲にしたものです。 ・・・というと、The BeatlesのYesterdayと同じエピソードなので後ろめたいのですが、詳細を書き記します。 夢で見た際には「素晴らしいメロディだ」と思い鮮烈な印象だったので、軽く目覚めたまどろみの際には「忘れるはずない」と思ってそのまま二度寝したところ、再び目覚めた時にはそのメロディをすっかり忘れてしまいました。 必死で記憶をたどって絞り出したのが冒頭の「先刻、風が吹いた 冷たい風が吹いた 北から風が吹いた」の3段のフレーズ(歌詞は後付け)です。 しかし「こんなもんだったかな?」と腑に落ちない感があり、目覚めてすぐ記録しておかなかったことを後悔しましたが、夢だからこそこれを非凡なものだと勘違いしてしまったのかもしれません。 これが数年前の話です。 数年経ってもこの出来事とメロディを忘れられずにいたので、このように形にしました。 本作の発端は音楽からですが、インスピレーションが湧いたのでアニメーション化してみました。 やはり私は美術側の人間なのでしょう、そちらのほうに力が入ってしまいました。 画は約100枚に及んでいます。 内容としては秋から冬への季節の移ろいです。 哀愁漂う雰囲気ですが、歌詞にも画にも感情表現は省きました。 冬が好きな人もいれば嫌いな人もいて、どちらの方にも共感が持てるようにしたいという意図がそこにはあります。 「風」という言葉自体、「向かい風」「風当たりが強い」「波風が立つ」という悪いニュアンスであったり、「追い風」「風に乗る」「花鳥風月」という良いニュアンスだったりと、シチュエーションによっても感じ方が変わる掴みどころがないものなので、それぞれの味わい方ができたらと思っています。 |
Note | Youtubeへ公開 |