Title | 赤城山にのぼって AKG48 |
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Lyrics |
新緑の木漏れ日が僕を包む 君がいてくれた頃の温もり思い出した 桜の花が儚く散って 僕の想いと重なった 華やかな時は無情にも 過ぎ去っていった だけど青葉が繋ぎとめて 次の春にはまた芽吹くのに そんな期待に揺さぶられて もどかしさは募ってゆく 赤城山に登って 高く登るほどに 息が詰まりそうになる 乗り越えようと思って 足早になるほどに 胸が張り裂けるの 待ち合わせはいつもかくれんぼ 大きな木を見ると今でも いるはずのない君の姿 探してしまう もしも君がいたとしても 声をかけることもできないのに 繋ぎ合わせる架橋を 未だに切り離せないまま 赤城山に登って 強く踏みしめるほどに すがり付きたくなる 振り払おうと思って 先を見据えるほどに 後ろ髪引かれる 全て水に流せたら 楽だとわかってるけど 溢れる想いはとめどない 簡単に割り切れないからこそ 大切にしてきんだよね 赤城山の湖 波打ち揺れるほどに 心は浮かび上がる 鎮めようとしたって 心の中の 山頂に吹く風は ひんやりと感じたけど この景色のどこかに 君がいると思ったら 僕は“ありがとう”と叫んだ |
Environment | Computer:iMac (21.5-inch, Mid2010, OS Sierra) Camera:Canon PowerShot G16 Software:(楽曲編集)Apple GarageBand 10.3.2、(描画)Adobe Photoshop Elements 6、(映像編集)Adobe Premiere Pro CS5 |
Duration | 2019/04 - 2019/06 |
Reflect | AKG48という架空のアイドルグループのミュージックビデオです。 AKB48のパロディで「あかぎ」の頭文字からとって名付けました。 曲のジャンルは失恋ソングで、歌詞とリンクさせた構成の映像になっていますが、同時に赤城山の名所を紹介するPR動画の形もとっています。 主人公は女性ですが、アイドルソングによくあるように「僕」という一人称を用いて、男女問わず共感を得られるように狙っています。 人物は現在の自分を白のシルエット、過去(記憶)や想像上の自分・相手を黒のシルエットで描写して区別しました。 映像は桜の時季(4月中旬)、低標高の新緑・レンゲツツジの時季(5月上旬〜中旬)、高標高の新緑・レンゲツツジの時季(5月下旬〜6月中旬)と計5回程訪れて撮影を行いました。 曲はGarageBandというソフトウェアで作成しました。 歌は自分自身の声で、ピッチ調整などの加工はせずに女性風の声を頑張って出して録音、 楽器(ピアノ、ベース、ドラム、クラリネット)はソフトウェアのデジタル音源を打ち込みで作っています。 この作品を作ろうと思ったきっかけですが、 冒頭の「新緑の木漏れ日が〜」と末尾の「山頂に吹く風は〜」のフレーズがふと思い付き、原案のラフスケッチは2018年3月頃描きました。 その時点(当時は会社員)では実際に曲・ミュージックビデオにするつもりはなかったのですが、クリエイターとして活動するにあたって引き出しを増やしたいと思い、実現に至りました。 原案の時点では赤城山を舞台としていた訳ではないのですが、幼い頃から慣れ親しんできた地元の山ということで、赤城山をフィーチャーすることにしました。 ちなみに失恋ということですが私自身の感情を投影させたのではなく、一般に失恋でありそうなことを赤城山のロケーションに合うように反映しています。 とは言え、撮影するために実際に山登りをしていると体力的に辛い場面がありましたが、この曲を脳内再生することで共感を得て(自分自身ですが・・・)後押しされたところはありました。 失恋に限らず「辛さを乗り越えた先には会心が得られる」というエールになればと思います。 |
Note | Youtubeへ公開 |