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Title | |
Skit | 幾多の季節を越えてきた、積年の功がここに宿る |
Size | B3(W515×H364mm) |
Material | 鉛筆、水彩絵具、ワトソン紙 |
Duration | 2019/06 |
Reflect | 祖母の90歳の誕生祝いのために描きました。 「長寿」とかけて「長樹」というタイトルを予め付けてから着想しましたが、結果的にそれに合うビターな雰囲気よりもマイルドな感じになったので、「四季」とかけたタイトルに変更しました。 左から順に春夏秋冬を象徴するような樹木の状態を表しています。 季節に加え春の桜、夏のブナ、秋のモミジ、(冬は特に特定しておりません)と、樹種も異なる異質同体となっております。 健全なシュールと言えるのではないでしょうか。 構図はテーマをしっかりと出すためにモチーフの必要な部分に絞ってトリミングしています。 意図的にしたことなのですが、仕上がってみると説明的な感じが出てしまい、風景画として落とし込んだ方が良かったように思えてきました。 また、水彩特有の少し崩した感じで描写したいと思って取り掛かったのですが、最終的に何を描き表したのかわからなくなるのが怖く、いつもの癖で下絵をしっかりと描いてしまいました。 着色時に崩しを試みたものの、崩しと言うには甘く、精巧と言うにも甘く、半端になってしまった感があります。 使用したワトソン紙が比較的筆を乗せた通りに塗布されるものだったので、吸水性の高い滲みの出る紙を使用すれば無理なく崩せたのかもしれません。 |
Note | |
Number | [2] |