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Title | 箱池のSTUMPOOL |
Skit | 朽ちて尚、栄華の礎となる勇姿。 転生し繋がれる命の美は有終ゆえか悠久ゆえか。 溢れる命の源に魂の深さを知る。 |
Size | W295×D270×H240mm(切り株) |
Material | モルタル、モデリングペースト、ジェルメディウム、アクリル絵具、逆流防止弁、ソーラーポンプ、ガガブタ(水生植物) |
Duration | 2020/06 |
Reflect | 「箱池の滝」のリソースを流用し、油彩画「STUMPOOL」を具現化してみました。 「箱池の滝」では陶器粘土を焼いて作成したのですが、今回はモルタルで形成しました。 モルタルは水に浸けるとアルカリ性が抽出されるので、乾燥後にミョウバン水溶液で中和した上で、モデリングペースト&ジェルメディウムにアクリル絵具を混ぜてコーティングしました。 そして、逆流防止弁という観賞魚飼育用の器具を用いることで文字通り水が逆流するのを防ぎ、ソーラーパネルに日光が当たらなくなってポンプの稼働が止まった時、水の吐出口まで水位が下がってしまうのを防ぐ役割を担っています。 油彩作品では切り株の中に睡蓮を囲っていますが、本作ではそれよりも縮小して具現化したので、より小さな浮葉植物であるガガブタを用いました。 実は一度石粉粘土(水溶性)で作成したのですが、池に設置して翌日に水がコーティングを通り抜けて内部に浸透してしまい、形が崩れて失敗してしまいました。 その改善策としてモルタルを使用した訳なのですが、やはり長期間使用に耐えられるのかが少々心配です。 |
Note | — |